下痢型IBS体験談 田中さん

田中さん

(18歳 高校生)

  • どんな症状でしたか?

    通学中や授業中、急におなかが痛くなります。物心ついたときからおなかは弱かったんです。
    特に中学の頃は恥ずかしくて。でも高校に入ったら、「実は俺も」なんていってくるヤツも結構いて、自分だけじゃないんだと少し安心しました。けれど、病気だっていう意識はありませんでした。父親もそうなので、体質の遺伝なのかなって。
  • いちばんつらかったことは?

    試験中はつらいですね。それから、誰かの目につかないように、なるべくひと気のない校舎のトイレを使っていました。教室から遠くて、休み時間がトイレの往復だけで終わってしまうことも多かったです。下痢や腹痛にそなえるのが習慣になってしまっているので、聞かれるまでは「つらいこと」だっていう意識がなかったくらいです。
  • 受診のきっかけは?

    きっかけは、テレビCMを見た母親にすすめられたことです。「これあんたのことじゃないの?」って。自分でも、大学受験のときに起きたらどうしようと思ってたので、思い切って病院に行きました。
  • 診察した結果は?

    腸自体に異常はなくて、IBSだといわれました。それでも、なおるかどうかは半信半疑だったんですが、処方してもらった薬を飲み始めました。

春間 賢 先生から一言

田中さんの場合、IBSの症状に対して“つらいこと”という意識がなくても、また痛くなったらどうしようという不安が症状の悪化をまねいていたかもしれませんね。IBSの治療には、そうした不安などのストレスをなるべく軽減することも重要ですよ。医師の指示通りに治療をきちんと続け、勉強だけでなく、スポーツや趣味も積極的に楽しんでくださいね。

川崎医科大学・川崎医療福祉大学 特任教授

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