女神ちゃんと原井田クンの元気度アップレッスン

テーマ04

大橋マキさんに聞くハッピーになる!アロマ・リラックス方法

講師:大橋 マキ先生
(英国IFA認定アロマセラピスト)

元フジテレビアナウンサーで、現在はアロマセラピストとして多方面で活躍中の大橋マキ先生による、ストレスで悩む現代女性のためのアロマ レッスンを5回にわたってお届けします。

Lesson 4 家族で楽しむアロマ<子供・ママ編>

先生は自宅で疲れをゆっくりととりたいなんてときは
どんなことをしているんですか?

大橋先生 : では、疲れをリセットする入浴レシピをご紹介しますね。
疲れの種類にもよるけれど、比較的デスクワークで1日中頭脳労働や対人で気を遣う場面が多く緊張が続いたような日は、脳疲労や緊張感・ストレスによる上半身のこわばりがあったり、呼吸が浅くなったりしがちです。
このような日は、リラックス作用の強いラベンダーに緊張をほぐし明るい気持ちにさせるスイートオレンジやベルガモット、グレープフルーツなどのシトラス系の香りをあわせてみて。ハーバルなラベンダーの香りがフレンドリーなホッとするような香りになりますよ。 入浴時に2−3滴落とし、まずは凝り固まった頭を柔らかくオフタイムへとスイッチしてあげると良いでしょう。グレープフルーツは利尿作用もあり、体内の水分代謝に作用すると言われています。むくみも楽になりますね。
また、頭脳疲労の疲れには呼吸も大切。就寝前には呼吸に作用する樹木系がおススメ。パイン(松)なら森林浴のような心地よさがありますし、フランキンセンス、サンダルウッドなど深い樹木の香りは呼吸を深くして、血が頭に登っている状態を落ち着けてあげられるでしょう。 私も子育てに追われ、疲れた時は芳香浴でストレス解消しています!

先生は普段イタリア暮らしてなんですよね。
憧れちゃうなぁ・・・どんな生活なんですか?

イタリアのご自宅のお庭。
少しづつ庭を完成させて
いくのが楽しみなんだとか。

大橋先生 : 今、初めての専業主婦ライフを送っているんですよ。毎朝、子どもたちを幼稚園と学校へ送迎し、子どもたちが帰ってくる夕方までが私の時間。仕事のメールや原稿を書いたりもしますが、日常の何をするにも時間のかかるイタリアでは、生活に費やす時間がとても多く、アッという間に1日が過ぎてしまいます。
また、イタリアは食の都なので、新しい料理に興味が自ずとわく街ですね。友人に料理を教わったりすることも。ミラノではたいがいのミラネーゼは共働きですが、海外から転勤しているママのなかには働いていないという人もいて、子どもを送った後にそんなママたちとカフェをすることも。
子どもたちの通う学校は小さいので、職員やスタッフも家族のようにフレンドリー。ヨガをしている経理スタッフさんから、不眠と腰痛に悩んでいるからアロマを教えて欲しいと声をかけられ、精油を紹介したり、ブレンドしてお渡ししたり・・・・ということも。私自身、もちろんアロマも利用しています。
スーツケース2つだけでイタリアへ来ましたので、たくさんは持ってこられませんでしたが、日常でつかう基本的な精油や好きな精油は日本から持参。家族の体調管理にはもちろん、家事にも使いますし、子どもが寝静まったあとの読書タイムに香らせたり、健康管理やリラックス、リフレッシュのために、入浴後のトリートメントに使ったりもしますね。

大橋さんが旅行などにいつも持ち歩いているという精油。

  • ゼラニウム
  • ジャスミン
  • ローマンカモミール
  • サンダルウッド
  • ペパーミント
  • ユーカリラジアータ
  • ローズオットー
  • ティートゥリー
  • 野ばら
  • フランキンセンス
  • カモミール

そのままでも使えて、ブレンドしやすい精油が多いそう。
中でもお気に入りはお子さんが誕生日にブレンドしてくれたものだそう。
ティートゥリーはうがいをするのに最適。
お子さんがお腹が痛いときはローマンカモミールを
植物油で薄めたものをお腹に塗りさすってあげるそう。
咳が辛い時はユーカリラジアータをティッシュに1滴落として
枕元に置いておくだけで咳が静まった事もあったとか。

子育てって大変ですよね・・・。
お友達の子どもが興奮しやすいらしく、
なかなか寝付かない日が多くて大変らしいのですが
そんなときでもアロマは使えますか?

大橋先生 : 小さなお子さんなら精油でなくても、濃いめのカモミールティにミルクを入れたカモミールラテがいいですよ。気持ちも落ち着いておススメです。蜂蜜も入れると喜びます。私も子どもたちと一緒に飲んで、温まることが多いです。

わが家の子どもたちは3歳長男と7歳長女。二人とも寝る前のハンドマッサージ、フットマッサージが大好きですよ。毎晩のようにします。私が疲れているときは無理しません(苦笑)。逆にやってもらうこともありますよ。 精油はベッドサイドで香らせる程度で使うことが多いですね。風邪の流行る季節や、鼻炎ぎみの娘が苦しそうにするときには、上半身に植物油で希釈したユーカリラジアータなどを使ってマッサージすることが多いです。また、お母さんがアロママッサージを行ったあとは、香りをお子さんと共有できるのでおススメです。

妊娠中もアロマはいいんでしょうか?

大橋先生 : 妊婦さんも芳香浴で楽しむぶんには、色々な精油が使用可能です。ただ、つわりの出やすい妊娠初期、中期は無理せず、好きな香りなら使ってみてください。 ひどいつわり(悪阻)のときは、一般的にライムやジンジャー、ペパーミントが使用しやすいようですが、精油だと強すぎるような場合もありますので、そんなときはいつものドリンクにジンジャーをプラスしてみる・・・という取り入れ方もおススメです。ライムやミントも同様に使えます。ミントはフレッシュミントをティーポットかマグカップにいれて、そこへ熱湯を注ぐだけで、リフレッシングなドリンクになります。
冷えに気をつけたい妊娠期、香りをホットドリンクで試してはいかがでしょう?私は妊娠後期の脚のむくみにはサイプレスやローズマリーをトリートメントや足浴でよく使用しました。ただし、ローズマリーは高血圧のある妊婦さんは不可なので気を付ける必要があります。
また分娩では、子宮の収縮を促してお産を進めてくれるクラリセージやローズ、産後の会陰のケアにはラベンダーとサイプレスの水溶性スプレーが活躍しました。産後は赤ちゃんも授乳期で疲れやすいママにもユーカリラディアータの芳香浴が風邪予防におススメです。

いずれにしても、精油を皮膚に利用する場合は、妊娠初期、中期は子宮収縮性のあるローズやイランイラン、あるいはクラリセージやジュニパー、ローズマリー、バジルなどの忌避精油には注意してくださいね。
もちろん、お肌につけなければ初期でも問題はありませんが、使用前には医師に相談しましょう。最近はアロマに理解のある産婦人科の医師も増えてきていますので、気軽に聞いてみてください。

一日の疲れに自宅でゆっくりアロマを楽しむなんてステキ!
妊娠中でも正しい知識をもって利用すれば
アロマを楽しめるのね!

本日のおさらい

家族それぞれ、色んな取り入れ方ができるのね。
妊婦さんは医師に必ず相談してね!

僕は蜂蜜を入れたローマンカモミールのハーブティにしようかな・・・。
楽しみがまた1つ増えちゃった。

Profile

ヨガインストラクター・ヨガ講師中村 晃子先生

IFA国際アロマセラピスト連盟認定アロマセラピスト、 元フジテレビアナウンサー。 フジテレビ退職後、英国に留学し植物療法を学ぶ。アロマ空間演出や香りによる企業ブランディング、介護のためのアロマ、精油の地産地消の仕組みづくりなど、香りにまつわる様々なプロジェクトに取り組み、アロマの魅力を伝えている。現在は二人のお子さんの母としてイタリア・ミラノに在住。近著に『旅するように。逗子葉山暮らし』(宝島社)がある。

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