女神ちゃんと原井田クンの元気度アップレッスン

テーマ05

大橋マキさんに聞くハッピーになる!アロマ・リラックス方法

講師:大橋 マキ先生
(英国IFA認定アロマセラピスト)

元フジテレビアナウンサーで、現在はアロマセラピストとして多方面で活躍中の大橋マキ先生による、ストレスで悩む現代女性のためのアロマ レッスンを5回にわたってお届けします。

Lesson2 毎日をハッピーに“暮らす”アロマ

通勤中などにいつもストレスでお腹が痛くなるんです。
何かいいアロマの取り入れ方ってありますか?

大橋先生 :ストレスからお腹が痛くなるなら、自分へのご褒美として通勤中に読む本の栞(しおり)を香らせてリラックスしてみては?休日の読書タイムもいつもより素敵な時間を過ごせると思います。働いている方なら、是非、名刺やスケジュール帳を香らせてみては??名刺に精油を落とせば、緊張感のある初対面時に、女性らしくスマートに、あるいは柔らかな印象を演出できますよね。緊張する出会いのはじまりも、自分らしく過ごせるのでは?と思います。

本のしおりに精油を1滴 名刺に精油を1滴 スケジュール帳に精油を1滴

大橋先生はイギリスやアムステルダム、葉山で暮らし、
今はイタリアで生活とさまざまな土地での暮らしを経験されて
いますが、見知らぬ土地で暮らすことに不安はないんですか?

大橋先生 : 子どもの頃から転勤族だったせいか、大人になった今も動き続けていることは好きで、不思議といつも不安よりわくわくする気持ちのほうが大きいですよ。順応するコツというか、やはり外へ外へと出歩くこと。その土地、地元らしい場所にどんどん足を運ぶことでしょうか。
地元の人が行きつけの市場や散歩道、バール・・・また過ごし方を真似してみることでその土地の魅力に早く出会える気がします。例えばイギリスでは誰もが犬の散歩やジョギングを楽しむフットパスを歩いて森林浴を楽しみましたし、アムステルダムではアムスっこたち同様にダッチバイクにまたがり子どもを乗せて、アムスじゅうを走りました。

葉山ならやっぱり海へ。とくに夕暮れの海が好きでした。海なしの子育ては今振り返っても考えられないくらいです。ミラノでも地元のひとに人気のお肉やさんや市場、バールなど個人商店に通っては、少しずつ地域に根をおろしていく感覚が好きですね。やっぱり地元の人たちが愛する場所には、魅力が詰まっている気がします。ゆり子ちゃんも、新しい土地で様々な過ごし方を見つけて暮らしを楽しんでみては?

そっかぁ。私もその地元の人の過ごし方を参考にしてみます。
生活の中で具体的に取り入れるといいアロマってありますか?

大橋先生 : 自宅でとりいれる際には精油の特徴をいかすのがコツ。精油の特徴の一つは揮発性。蒸発しやすいので空気中にどんどん拡がっていきます。ここに「動き」や「温度上昇」が加わるとより揮発範囲やスピードが加わりますので、動線(人や物が移動する時に通る経路)にあわせて精油を使うのがおススメ。

例えばトイレットペーパーの芯に精油を1滴落とす、これだけでペーパーを出す時の動きで香りが拡散しますのでリラックスできます。また玄関マットに精油を落とした重曹をまき、掃除機で吸うと汚れや匂いを吸着して空気がリフレッシュします。その他、シューキーパーに精油を落として香らせるのもいいです。部屋の出入りをする度にいい香りが漂い気分がよくなるので是非取り入れてみてください。

トイレットペーパーの芯に精油を1滴 玄関マットやシューキーパーなどに。

環境が変わることでストレスを感じた時に
どうやって乗り越えたんですか?

大橋先生 : 今までで一番海外でストレスを感じたのは、5カ月という初めて長期滞在したイギリスでしょうか。素敵なホストマザーに恵まれましたが、お金を節約しながらの自炊と学びの毎日。1年ほどかかるコースを5ヶ月間で終える必要がありましたので、試験に一発でパスしなくてはならないプレッシャーもありましたし、本当に勉強が必要でした。もともと人と接しているのが好きなので、孤独な勉強は辛かったですね。
でも辛いことばかりということではなく、異文化での生活ならではの気づきや楽しみもありました。
イギリスでは、古いものを家族代々で大切に、大切に手を入れながら受け継ぐなかで自分だけの価値観、ものさしのようなものが育っていくのかな?と感じました。また日常に「散歩」が身近だったこと。裏山といってもかなり広い、奥深い森ですが、そこへ朝や夕方、のんびり散歩に出かけます。野うさぎやハリネズミを何度も見かけました。
アムステルダムでは、官僚や社長から若いカップル、子どもまで、どんな立場にある人も自転車でどこにでも行ってしまう軽やかさと飾らないオープンなところ。特別に贅沢をしなくても運河に手漕ぎボートのようなごく質素なボートを浮かべ、日がな一日、ずっとビール片手にお喋りに興じる。本当に質素ですが、そこに歓びを見出す人たち・・・。

イタリアの人たちは花が好き。公園の花の市にもリアカー持参のミラネーゼたちが続々とやってきて可愛いお花やハーブなどを売っているそう。

今暮らしているミラノも、イタリア人といえば享楽的なイメージがあるかもしれませんが、実は生活をとてもきちんと愛しているのを感じます。朝早くから帚で外を掃き掃除する音、キッチンをぴかぴかに磨き上げる人、夜遅くまでお喋りに興じている割りには意外に朝早くから仕事に繰り出す。ぱっと行きつけのバールのカウンターでカフェをぐいとひと飲みして三々五々仕事へ出かける姿は、メリハリを感じます。
そして、なんといっても子どもたちを愛してやまない人たち。名も知らぬ通りすがりのひとにとても親切で、すべては「チャオ」の挨拶からはじまる・・・というシンプルなことが子どもからお年寄りまで徹底されてしみ込んでいます。私たち家族が愛する地元葉山、逗子にも、こういった各地の人たちと共通する部分を見つけるにつけ、やっぱり流石は愛する地元、とも思っています。

素朴だけど、幸せな時間をたくさん過ごすことで
乗り越えていかれたんですね。
“ハッピーに暮らす”には、どんなことを心がければいいのか
セラピストとしてのアドバイスをお願いします!

大橋先生 : お互いさま、ということでしょうか。ひとは1人では生きていかれないと思います。セラピストも、施術をすることで人肌に触れる訳ですが、同時に、「触れられている」温かさを感じますし、実際にぽかぽかと温かくなってくるのです。もちろんひととひとの出会いという意味でも、素敵な時間です。一人の母としても「お互い様」の気持ちは常にあります。
親子でも家族でも、ママ友との間でも、ご近所さんとも。いつでも誰かの助けになれることはとても嬉しいですし、いつでも子ども含めて見守っていただける温かさを幸せに思います。子どもたちには、それぞれ好きなことを見つけて人生を楽しんで欲しいと思いますが、やはりなんといっても「人」を愛する人になってくれたらいいなと思います。

“お互いさま”ってステキな考え方ですね。
暮らしに取り入れているアロマレシピを色々教えてください。

大橋先生 : 挙げ始めればきりがないほど、色々あるんですよ。
ディフューザーなど購入しなくても、家庭でアロマはどんどん取り入れられます。よく使い切れない・・・という声を耳にしますが、是非、ちょっと消費期限が気になる精油は家事に使ってみてください。
日傘や雨傘にたらして香らせてみたり、掃除機や洗濯機のすすぎで使用したり。アイロンがけや生乾きが気になるときに滴下するのもGOODです。わが家の拭き掃除全般は、1本のアロマミストでOKです。時折、重曹をまぜたり、季節や目的でブレンドを変えますが、いつもはたくさんの調合で生まれた試作を家事にまわしたりすることが多いです。

自分へのご褒美として使うなら、読書タイムの栞(しおり)を香らせるのも素敵ですよ。働いている方なら、是非、名刺やスケジュール帳を香らせてみては??緊張する出会いのはじまりも、自分らしく過ごせるのでは?と思います。

日傘や雨傘に精油を1滴 拭き掃除の時に1滴 アイロン掛けの時に1滴

同じアロマでも自分の体調や季節、その日の天気、前日の食事内容などで香りの印象が驚くほど変わるんです。精油それぞれが人のようなパーソナリティをもった個性的な存在であり、かつ、いつも生きものと向き合い対話するような関係のなかで、必要な作用が引き出されている双方向な療法がアロマなんです。
私自身、アロマをきっかけに自分の心身はもちろん、生活や人生までも、自分自身の「ものさし」を持つことの大切さを教えてもらいました。是非、自分なりの「ものさし」でどんな些細なことでも楽しめる心をもって自分らしいハッピーな暮らしを過ごしてください!

環境が変わっても、それを楽しむ気持ちが大切。
アロマで仕事も私生活もハッピーになりましょう!

本日のおさらい

アロマの香り+お互いさまっていう心がけが大切なのね。
ちょっとしたことにアロマを取り入れてハッピーに過ごすわ!

自分のものさしかぁ・・・
僕も、自分のものさしを持たなくちゃなぁ・・・。

Profile

英国IFA認定アロマセラピスト 大橋 マキ先生

IFA国際アロマセラピスト連盟認定アロマセラピスト、
元フジテレビアナウンサー。
フジテレビ退職後、英国に留学し植物療法を学ぶ。アロマ空間演出や香りによる企業ブランディング、介護のためのアロマ、精油の地産地消の仕組みづくりなど、香りにまつわる様々なプロジェクトに取り組み、アロマの魅力を伝えている。現在は二人のお子さんの母としてイタリア・ミラノに在住。近著に『旅するように。逗子葉山暮らし』(宝島社)がある。

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