下痢型IBS Q&Aアンサー

IBSの症状(下痢・腹痛・ストレス)について

  • Q1

    下痢・腹痛が続く原因はなんですか?

    A

    下痢や便秘が長く続く場合、IBS(過敏性腸症候群)という病気が考えられます。IBSにはストレスなどの心理的要因や腸内細菌のバランス、遺伝などが関与すると考えられています。血便などをともなっている場合は、大腸がんや炎症性腸疾患などの病気が潜んでいる可能性もあります。気になる症状があれば、一度医師に相談してみましょう。

  • Q2

    下痢・腹痛をやわらげる食事はありますか?

    A

    香辛料や冷たい飲食物、脂っこいもの、乳製品やコーヒー、アルコールなど、下痢・腹痛を引き起こしやすいものは控えましょう。食事で改善されない場合はお薬で治療する方法があるので、一度医師に相談することをおすすめします。

  • Q3

    自分の下痢・腹痛が、病医院に行くほどの症状なのかわかりません。

    A

    まずは、あなたの下痢や腹痛の症状をセルフチェックしてみましょう。IBS(過敏性腸症候群)かな?と思ったら、まずは医師にご相談ください。セルフチェックの結果を印刷して持参するとよいでしょう。

  • Q4

    下痢・腹痛が続いています。病医院に行かず放っておくとどうなりますか?

    A

    下痢・腹痛が長く続く場合、IBS(過敏性腸症候群)のほか、大腸がんや炎症性腸疾患などすぐに治療を始めなければならない大きな病気が潜んでいることがあります。病医院を受診して、正確な診断・治療を受けるようにしましょう。

  • Q5

    IBS(過敏性腸症候群)はどんな病気ですか?

    A

    ストレスなどが原因で、下痢や便秘などをくりかえす病気です。若い世代に多く、学校生活や仕事に支障をきたすなど、生活の質が低下することが問題になっています。医師による治療で改善が期待できる病気です。

  • Q6

    社会人になってから、下痢・腹痛をくりかえし、悩んでいます。IBS(過敏性腸症候群)でしょうか?

    A

    仕事のストレスなどが原因で下痢や腹痛が続いているのかもしれません。IBSの可能性もあるので、一度病医院を受診してみましょう。

  • Q7

    市販薬で下痢を抑えています。IBS(過敏性腸症候群)だとしたら、病医院に行ったほうがよいのでしょうか?

    A

    現在、IBSの治療法にはさまざまなものがあり、症状に合わせて使い分けられています。自分の症状に合わないお薬を使うと症状を悪化させてしまう場合もあります。いまお使いの治療薬について少しでも疑問や不安がある場合は、自己判断に頼らず、一度、病医院を受診されることをおすすめします。

  • Q8

    下痢型IBSは男性が多いと聞きましたが、女性も下痢型IBSになるのでしょうか?

    A

    女性も下痢型IBSになる可能性はあります。日本全国の20代~60代以上の一般女性5,000人を対象とした調査では、100人に2,3人が下痢型IBSであると推定され、幅広い年齢層でみられました。
    参照:Hiroto Miwa. Patient Prefer Adherence. 2008; 2: 143-147.

  • Q9

    下痢だけでなく、おならがたくさん出るのですが、IBS(過敏性腸症候群)なのでしょうか?

    A

    おならだけではIBSかどうかを特定できませんが、IBSの場合、腸が異常な運動を起こすため、通常よりもおならがたくさん出ていることもあります。気になるようであれば、一度、病医院を受診してみましょう。

  • Q10

    ストレスを感じるとおなかが痛くなるのですが、これは体質なのでしょうか?

    A

    IBS(過敏性腸症候群)という病気の可能性があります。腹痛を体質だとあきらめてしまわずに、病医院へご相談ください。
    ストレスを感じると、その信号が脳から腸に伝わって腸の粘膜からセロトニンという神経伝達物質が分泌されます。過剰なセロトニンは腸の異常な運動を引き起こします。その結果、腸管が小さな刺激に対しても過敏になり、「おなかの痛み」として脳に伝わるのです。

  • Q11

    ストレスが原因ということは、IBS(過敏性腸症候群)はストレス自体がなくならないとなおらないのでは?

    A

    たとえストレスを感じていても、そのストレス信号が脳から腸に影響しにくくなれば、下痢や腹痛などの症状となってあらわれにくくなります。また、ストレスがあっても、下痢や腹痛を抑えられる治療があります。

  • Q12

    ストレスをあまり感じていないのですが、IBS(過敏性腸症候群)になることはあるでしょうか?

    A

    日本全国20代~60代以上(各年代 男女各1,000人)の一般生活者10,000人を対象として、排便状況に関するアンケート調査を実施したところ、49%のIBS該当者が下痢症状の原因をストレスだと認識していませんでした。
    つまり、本人に自覚がなくても、実は脳や腸がストレスを受けている可能性があります。また、IBSの原因は、ストレス以外にも不規則な生活などがあります。ストレスを感じていなくても、腹痛や腹部不快感、便通異常に悩んでいる方は、病医院を受診しIBSか否か診断してもらいましょう。
    参照:鳥居明 診断と治療 2008; 96(8): 1611-1620.

IBSの診察・治療・薬について

  • Q1

    IBS(過敏性腸症候群)の治療を受けたいのですが、どこを受診したらよいでしょうか?

    A

    まずはかかりつけの医師にご相談ください。かかりつけの医師がいない場合は、消化器科、胃腸科、心療内科、メンタルクリニックなどを受診するとよいでしょう。

  • Q2

    便通の相談を医師にするのは気が引けるのですが、大丈夫でしょうか?

    A

    「下痢や便秘、腹痛のことで病医院なんて」とためらわずに、気になることがあれば、医師に相談してみましょう。下痢や便秘、腹痛が続く場合、IBS(過敏性腸症候群)やその他の腸の病気が隠れていないか、病医院できちんと診断してもらうことが大切です。

  • Q3

    家族や知人にIBS(過敏性腸症候群)で通院していることを知られたくないのですが、大丈夫でしょうか?

    A

    まずは医師に相談し「家族や知人に知られずに通院したい」という希望を伝えてみましょう。病医院における診療記録は個人情報として保護されることが法律で定められています。

  • Q4

    IBS(過敏性腸症候群)は病医院で処方される薬を飲まないとなおらないのでしょうか?

    A

    病医院で処方される薬は、下痢や腹痛などの症状をやわらげたり、症状の発現を抑えることが期待できます。
    ただし、IBSを引き起こす原因は、ストレスや不規則な生活などいろいろ考えられます。そのため、意識してストレスの解消と生活習慣の改善に取り組むことも大切です。仕事や勉強が忙しくても気分転換をする、食事は規則正しい時間に3食とる、睡眠をよくとる、などできることから始めてみましょう。

  • Q5

    IBS(過敏性腸症候群)を病医院で治療すると、治療費はどれくらいかかるのでしょうか?

    A

    IBSにはさまざまな治療法があり、治療費は、たとえば検査や薬の種類などによっても異なります。
    窓口で支払う治療費が気になる場合は、医師か看護師に直接、聞いてみることをおすすめします。

  • Q6

    薬を飲み始めたのですが症状がよくなりません。どうすればいいですか?

    A

    薬の種類によって、症状のコントロールに数週間から数ヶ月かかるものがあります。薬がどうしても合わないと感じたときには、医師に相談してみることをおすすめします。

  • Q7

    症状があらわれなくなったら薬はやめてもいいのですか?

    A

    服用をやめるタイミングは医師の指示に従いましょう。自分の判断で服用をやめてしまうと、おさまっていた症状をぶり返すことがありますので注意してください。

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